⇑ photo by MIKOMEX

タイ公演 Concert in Thailand

ウズベキスタン公演 Concert in Uzbekistan

その他の動画は動画ページからご覧ください。Other videos can be watched on the Video page.

 

Ryuz (リュズ) (旧称<眠った竜>)は、太鼓を叩きながら唄う独自のスタイルと圧倒的な歌唱力でソウルミュージックとしての民謡を精力的に発信する木津茂理、卓越したテクニックと豊かな音楽性で聴く者を魅了する津軽三味線の山中信人、ロックから現代音楽までジャンルを超えイマジナティブな音楽世界を造形する異才の作曲家・ボーカリスト・ギタリスト国広和毅という、3人の実力派ミュージシャンによる、ジャンル越境ユニットです。

Ryuz in Samarkand, Uzbekistan

2011年8~9月に中央アジア(ウズベキスタンとトルクメニスタン)で眠った竜としての初公演を行い、ウズベキスタンの古都サマルカンドでは50ヵ国以上もの国が参加する国際音楽祭・コンペティション「シャルク・タロナラル(東洋のメロディー)」に出演し、観客から最も大きい支持を集めたとして、特別賞(観客賞)を受賞しました。

2012年1月、日本でシリーズ・コンサート開始。2013年7月1日にRyuz(リュズ)に改名。同年9月のタイ公演では、完成度の高い演奏で大成功をおさめました。
さらに2014年6月には、ボルネオ島・クチンで毎年開催される世界的な国際フェス、「レインフォレスト(熱帯雨林)・ワールドミュージック・フェスティバル」に招かれ、クアラルンプールほかの公演と合わせて高い評価を得ました。

木津茂理 (きつ・しげり)                                         ホームページはこちら

Shigeri Kitsu

民謡歌手、太鼓奏者。幼少より民謡尺八奏者の父・木津竹嶺に民謡を、本條秀太郎に三味線を、山田鶴喜美に鳴り物(太鼓)を師事する。

太鼓を叩きながら唄うという独特のスタイルを確立。圧倒的な歌唱力で、民謡をソウルミュージックとして発信し続ける姿は、国内のみならず、東南アジア、ヨーロッパ、ロシア、南米ツァーで多くの音楽ファンを魅了してきた。また、洋楽系ミュージシャンにも刺激を与え、細野晴臣、坂田明、渡辺香津美などと共演を重ねたり、「題名のない音楽会」でこぶしジャズを披露したり、劇団☆新感線の作品「蛮幽鬼」の挿入歌を唄うなど、幅広い活動を展開している。

CDに、ソロアルバム「ジャパニーズ・ヴォイス」(2007年、TEOREMA)、津軽三味線の重鎮・澤田勝秋とのデュオ「つるとかめ」(2002年)、「あいのかぜ~北の風」(2003年)、「しゃっきとせ」(2007年、以上いずれも日本伝統文化振興財団)。

国広和毅 (くにひろ・かずき)     ホームページはこちら  動画チャンネルはこちら

Kazuki Kunihiro

作曲家、ボーカリスト、ギタリスト。音楽のジャンルだけでなく音楽というボーダー自体を超えた自由かつストロングな作曲と演奏で異彩を放つ。
ソロ、および
自らのバンド<ダた>の実験的で刺激的なステージだけでなく、演劇、映像作品の作曲と演奏でも才能を発揮。主要作に、イラン・インド・ウズベキスタン・日本共同制作演劇作品「演じる女たち―ギリシャ悲劇からの断章」(2007年、国際交流基金)、串田和美演出コクーン歌舞伎「佐倉義民傳」(2010年)、田中麻衣子構成・演出「罪と罰」(2010年、まつもと市民芸術館)、アニメ「many go round」(ロンドン国際アニメーションフェスティバル特別賞受賞)、トルコを起点に国際的に活躍する即興演奏家たちとのコラボレーション作品「Sound Migration―わたりゆく音」(2010~11年国際交流基金制作・主催、トルコ・ハンガリー・エジプト・日本巡回)など。

山中信人 (やまなか・のぶと)                                  ホームページはこちら

Nobuto Yamanaka

津軽三味線奏者。13歳で演奏を始め、中学卒業と同時に単身で弘前市に渡り、津軽三味線の第一人者、故・山田千里の内弟子となる。15歳で全国大会C級優勝、16歳で同B級優勝、19歳で同A級特別賞など、めきめきと頭角を現し、山田流師範となる。4年の後関東に戻り、伊藤多喜雄&タキオバンドのメンバーとして16年間、コンサート、レコーディング、テレビ出演等に活躍。日本全国のみならず、海外公演多数。

現在はソロ奏者として活躍。テクニカルでパワフルな演奏、豊饒な音楽性は多くの観衆を魅了している。2011年、および2013年の津軽三味線全国大会唄付け部門優勝。最も難しいとされる唄付け(三味線独自の手を駆使しながら唄に伴奏していくこと)での優勝で揺るぎない実力を示した。

洗足学園音楽大学現代邦楽コースで非常勤講師も務める。